
矢野靖人
shelf 主宰
演出家
http://theatre-shelf.org
photo by 原田真理
【講師より】言葉はその時代その時代の人々の想いを映し出して来たものです。中でも特に戯曲に書かれた言葉は、それが声に出して発せられることを前提として書かれてあるが故にいっそう切実な想いやメッセージを伝え残しています。
古典を読むということ。それは単に古いものを大事にするということではありません。歴史を見とおすことで我々は初めて、今・この場所における自分たちの存在を確かめることが出来るからで、かつまた世界に対して有効な回路を開くためにはそのことが必要不可欠なことだからです。
経験者はもちろん、未経験の方、初心者の方もご参加頂けます。あなた自身の、生きた“声”を聞かせて下さい。
【ワークショップ内容】今回のワークショップではまずテキストを声に出して丁寧に「読む」ことから始めたいと思っています。何より、皆さんとの対話を通して、古典戯曲を現代に再生させるための糸口を見つけていきたい。勿論、ただ読むといっても、文学テキストを読む、そういった朗読みたいな読み方ではなく、如何に“クリエイティブに”テキストを読むか。声に出すということが実はどれほど“クリエイティブ”な行為足り得るか。という二点に着目しつつ、前のめりの作業としての「読み」を企図しています。