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ウィークA shelf 「エピソード、断片-鈴江俊郎中期テキストから-」

「エピソード、断片-鈴江俊郎中期テキストから-」

原作/鈴江俊郎 『髪をかきあげる』 ほか
構成・演出/矢野靖人

出演/川渕優子、櫻井晋、春日茉衣、松倉かおり(ノアノオモチャバコ)

●作品紹介
鈴江戯曲にはいつも、独特の哀しみとユーモアがある。社会と、時代と個人との相克からくる軋み。時代に取り残された人たち、社会にうまく馴染めない人たちの足掻きが多く描かれているからだ。しかしそんな人たちだからこそ、その不器用さはとても人間らしく愛おしい。そして何より人間と社会との接点で起きる“そこでしか生きることの出来ない”人間の抱える本質的な問題がそこに描かれている。代表作 「髪をかきあげる」 (第40回岸田國士戯曲賞受賞作)、一人芝居 「私、うれしい」 など幾編かの中期戯曲からテキストを抜粋して、他でもない今の私たちの抱えている問題を浮き彫りにする作品を構成したいと思う。
古典、近代の戯曲を中心に取り上げてきたshelfがお届けする久しぶりの現代戯曲作品を、どうかご期待頂きたい。

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前々回公演 『Little Eyolf ―ちいさなエイヨルフ―』 より ◆ photo/Mari HARADA

●カンパニープロフィール
"shelf"はbook shelf(本棚)の意。沢山のテキストが堆積・混在する書架をモチーフに活動を展開。俳優の「語り」に力点をおきつつ、古典、近代戯曲を主な題材として舞台作品を制作し続けている。2008年8月『Little Eyolf ―ちいさなエイヨルフ―』(作/ヘンリック・イプセン )利賀公演にて、所属俳優の川渕優子が利賀演劇人コンクール2008最優秀演劇人賞を受賞。同年10月、同作品名古屋公演(会場:七ツ寺共同スタジオ)にて、名古屋市民芸術祭2008審査員特別賞受賞。

●演出家プロフィール
1975年名古屋生。北海道大学在学中に演劇を始める。2002年2月にshelf始動。同時代に対する鋭敏な認識、空間・時間に対する美的感覚と、俳優の静かな佇まいの中からエネルギーを発散させる演技方法とを結合させ、舞台上に鮮やかなビジョンを造形し見応えあるドラマを創造する手腕が高く評価されている。代表作に『悲劇、断章 ― Fragment/Greek Tragedy』(作/エウリピデス)、『Little Eyolf―ちいさなエイヨルフ―』 (作/ヘンリック・イプセン)等。

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